dairy diary

週末に数日まとめて更新すること多し。CDBDとか特に。

文化庁メディア芸術祭 音楽がアニメーションをどう変えるか

司会は佐藤大、ゲストが菅野さん、ナベシン、神山監督。
監督二人はタナソニで初めて出会ったそうな。

菅野さんは登場後自己紹介の代わりにピアノでメドレーを。
I do〜Goodnight Julia(最後にちょろっとInner Universe)

菅野さん、拍手の代わりに足をばたばたさせるのがもーかわゆす!


コーナーは大きく分けて3つ。
1 映像に音楽を当てはめて、どうイメージが変わるかの検証。
2 フリートーク
3 質疑応答。

まず1。
シンポジウムらしい実践的企画です。

攻殻SAC第1話の少佐がビルから飛び降りて犯人を捕まえるところ。
これに別の曲を入れましょうと。

まず、ヒット曲をということで、菅野さんが数日前に見たオリコン1位より、男道。
(ちなみにあたくしこの曲の存在をこの瞬間に知りました。)

場内大爆笑。しかも結構合ってるwwww
バトーが出てくるところとか最高wwww

お次はPerfume ポリリズム。
少女機動隊とかそんなフレーズが出てきたw

でもって、今度は一週間前に菅野さんがナベシンに曲選んでと
無茶振りして、朝4時までナベシンが編集した曲選。
(しかも時間が押して全部は披露できなかったというw)

その1 ハリウッドぽいイメージに ザ・ロックより
世界を救ってるような感じ
ハリウッド映画の曲はみんな同じように聞こえる

その2 同じ警察物と言うことで、太陽にほえろwwww
これすごく合うwww
泥臭さがよいです。

その3 今度は最近の警察物で踊る大捜査線
これが全然合わないんだなー。
これが合うようだったら踊る攻殻機動隊とかできるんじゃないか…とか。

その4 もっと古く→暴れん坊将軍
少佐登場シーンが重いwww
これは登場時から音楽ついてました。(他はアクション始まってから)
音楽をつける手法。

その5 演歌
少佐と犯人が好きあってる二人のようwwwww

その6 ナベシンだったらこうする、ということで、狩りをイメージしてアフリカンな首狩り族のリズム。少佐をイメージして女性の声入り

その7 オリジナル
導入なのでおとなしめに
最初だけちょっと強めでだんだんおとなしくなっていく


次は17話より、少女が天使はどこ?と質問してバトーが天使はもう…どこにも行かないと言うシーン。

その1 やっぱりハリウッド系 ランナーより
全米が泣いたみたいな、むしろハッピーエンドに見える

その2 前衛音楽
少女が狂っていて、バトーたちが困惑しているようなイメージに

その3 逆に悪魔をイメージしてデスメタル
少女悪いみたいな感じに

その4 音楽が映像に勝てるか、ということでドラえもん
完全に映像が持って行かれたwwww
神作画を用意しないと勝てないとかw

その5 菅野さんによるねこふんじゃった
(ただし原型かなり崩したアレンジ)
シーンの呼吸に合わせられれば別に曲はなんでもよいと。

その6 ナベシンなら 最後の天使に曲をつけた
賛美歌みたいな感じだったと思います。



次はビバップ
5話 堕天使達のバラッドよりスパイク落下シーン
マイナーコードなのに絶妙に合っている有名なところですね。

まずは菅野さんがねこふんじゃった(マイナーコード)。
メジャーコードに変えると「死んでもいっか」みたいなイメージに。

そういえば菅野さんはヘ長調みたいな日本語の言い方ができないっぽい。Fマイナーみたいな言い方ならできるようで。実際後者の方がよく使うんですかね。

曲を当てはめる場合、マッチするようにする場合もあるけどナベシンの場合あえてずれたものを入れてみると。


次はエドがアインと歩くシーン。
ここで観客にリクエスト。
「設定一切無視で、シーンを想像してもらってそれを菅野さんにオーダー」

一つ目は「彼」は腹ぺこで、何も考えてなくて、できれば思春期ぽさを出してほしい

だったっけ?菅野さんすごく困ってたwww
でもやっぱり曲はねこふんじゃったなんだなー。


二つ目はおなかがすいて、アインを食べようか葛藤するイメージ。
例によってねこふ(ry


シーンはこれで最後、1話ビバップ格闘シーン。

その1 男道wwww
これも最後のジェット登場シーンが美味しすぎるwwww

その2 菅野さん演奏のラジオ体操www
リズムはアクションに合わせてつけた

その3 オリジナル
やぱ本家は絶妙ですねー。

てか1話って演技が若いなー。

その2 こっから曲をつけるときのフリートーク。

神山監督はどちらかというと少佐やバトー寄りに曲をつけるそうです。
コンテで曲が降りてくるようになったのは5話あたり?
東のエデンでは最初に最終話の曲を発注したとか。

菅野さんは、作品よりは監督で曲のイメージが変わるそうです。
ナベシン→やさぐれ ぴったりな曲よりは一つずれた曲を作る
神山監督→ささくれ 怒った感じ?そんな雰囲気な曲

ナベシン曰く神山監督はいい意味で青臭いそうな。



その3質疑応答。

・ここだけの話は?
神山監督:劇場版東のエデンの宣伝wwww

ナベシン:いくつか企画がぽしゃって今は実写映画作ってる
ブログやTwitterに書かないでねとかw

菅野さん:来年実写映画の音楽やる

・ハリウッド話がありますが?
ナベシンもネットで知った口?
ドラゴンボール的なことにはならないようにと話してはいるとかw
ハリウッドは菅野さんの音楽に好感を持っている(らしい)

ハリウッドの人の話は話半分に聞いた方がよい
アソシエイトプロデューサーとか何wwww

そして菅野さんはこの瞬間にビバップハリウッド化の話を知ったww
YK「初めて聞いた! なんでみんな知ってんの?」
佐藤「世の中にはインターネットという物がありまして…」

菅野さんがちょーーかわいかったです。

・歌の言語
イメージに合わせて決める
ビバップはエセフランス語だったんですね…
第2外国語にフラ語を選んだ意味がwwww

韓国語はすぐ覚えたらしいです。どうりで韓国でぺらぺら喋るはずだ。
サントラに歌詞がのってない場合はいい加減だから。お約束ですね。

・様々な歌手がいる中でGabrielaさんが選ばれるのはどういうとき?
基本、その辺に人がいなくて消去法で選ばれるとw
”ここにはいませんけど”をしつこいように繰り返していた(笑

ナイス質問です。

シンポジウムの結論的には、アニメに限定せず、どうにでも変わる。
逆に映像が音楽を変える(作る)ということです。